津軽カタリストはスゴいぞ!!!の巻【2022夏の定期公演にお邪魔しました】
う~ん、好きですねえ。憧れの芥川龍之介のポーズをしている太宰治であります。芥川&太宰に由来すると知ってか知らずかこのポーズを教えてくれた母はなんだかイイ感じだと思います。さてこのナイスポーズ太宰パネルが展示されているのがこちら。
青森県は弘前市にあります「太宰治まなびの家(旧藤田家住宅)」になります。こちらで年4回ドラマリーディングの公演を行っている団体が「津軽カタリスト」さんです。ワタクシ笠島が弘前で生活していた際に加入していた団体でもありまして、「ぜひその公演を見てみたい!」と興味シンシンの団員を連れてプロトスター初の遠征に行って参りました。
8月6日は素晴らしい青空の日でありました。顔なじみの皆さんに「お久しぶりです~!」とあいさつするたびに「また一回り大きくなったんでない?」という物理的とも人間的とも捉えられるありがたいお言葉を頂戴しながら(笑)準備を進めてまいりました。
準備を終えた後の会場の様子がこちら。
めちゃ、雰囲気がグーなのであります。ワタクシ笠島は演者として、もう一人の団員は機材操作のお手伝いとして本番を迎えました。この日上演したのは「海」「親という二字」「桜桃」「愛と美について」の太宰治4作品と「浪岡文学村」という、同県旧浪岡町を舞台にした1作品です。ワタクシ笠島は「海」を除く4作品に出演させていただきました。
何がすごいって毎回舞台に立つたびに「やっぱり演じるって楽しい」と再認識させてくれる演者と、いかにもこの時間を楽しんでいるという表情をしてくれるお客様と一緒の空間にいられる素晴らしさ、これはもうドラマリーディングを現地で体験した人しかわからないと思います。
初めて触れた「愛と美について」は非常に面白かった。ドラマリーディングの真骨頂が体験できる作品なのではなかろうか…。
ぜひとも、この素晴らしさを函館で再現するべく、プロトスターを育てていきたいと思う所存なのでありました。
一緒にいった団員も同じ気持ちになってくれたのではなかろうか、と期待しています。
(文・笠島)
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(おまけ)
すてきな青森県の看板。危険なあそびって何だろう…!
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